新しい可能性へ
今まで歩んできた道が完了し、そして次の新しい始まりがスタートしていく。
宇宙は自分の中にあって、それをぐるぐると螺旋上に繰り返していくのを実感する。
最近、友達の仕事のお悩みでタロットをひいた時この3枚【世界】【節制】【愚者】が出て印象的でした。
物事の進展で世界から愚者へいきなり移行するってそう簡単にはいかない。まず愚者の世界を理解する段階から凄く難しいことだからだ。
ましては高い教育を受け、頭も良く、社会を着実に歩んできた人にとっては、急に宇宙的視点を求められても意味不明だろう。
愚者は無でありながら無限の可能性を秘めている〈光〉の境地。
私こそまだ愚者の知性を上手く伝えきれない。
完全に終わった今までの過去を記憶の中に終い、【世界】全く別の自分史上初の世界に飛び出していく【愚者】なんて、普通怖くて出来ない。
そこで出てきた節制のカード。
節制は、自ら錬金術作業を行う。自分を基準にしながらも自分と相反するものを混ぜ合わせ、統合または調和させていく。
これはまさに最高の変容・変革の芸術です。
反対のものをまとめることは、何か新しいものを生み出すための準備。
ここである意味今までのものを昇華し心を変容させ、愚者に移行するわけですね。
この3枚が出たのを見た時、生命の木の話になってしまうのですが、世界から愚者へスムーズに行くために下(現実)から上(スピリット)へ移動するプロセスが綺麗に出たなぁーと、ひとり感動したのであります。