教皇は、

「教え」や「ルール」を無条件に信じて従う。
先ずはそこから始めなさい。

というカードです。

私達の日常で、上から下に教えを説く関係性といったら、
先生と生徒、医者と患者、上司と部下などでしょう。

共同生活を営むためには、そこでの教え、常識やマナー、
道徳を学ばなければならない時期というのがあります。

上に習って、真似する段階。

義務教育や講座等の初級・入門コースみたいなもので、
私たちが社会や集団に属するのに必要なスキルです。

自分で考えていかなくてはならない自立の時を迎えた時や
迷ったり、困ったりした時に、
その教えや知恵はあなたの判断の基準となります。

自分が信頼できて正しいと思うものが分からなければ
みんなの評判がいい方とかでも良いですし、
世の中で一般的に正しいと認められているものでもいいので

まずは信じて従い、習うのです。

自分の目指すべき高い理想とは？
あなたの尊敬する人はどんな人？
あなたの憧れの人は？
あなたはどんな人になりたい？

たとえ進もうとしている道やあの人の教えが
本当に正しいかどうか分からなくても、
まずはそこを信じて進み、
今はしっかりベースを吸収するのです。