このカードは、

その事柄は自分の力でどうにかできるものではない。

つまり、

自分の意志や努力とは関係のないところで働いている運命には、
コントロールしようと抗わず、身を任せるしかない。

という世界観です。

運の巡り合わせというのがある。
どんなものも上がれば下がる。
いいこともあれば悪いこともある。

そこには因果関係は無く、

「偶然起きること」であり
「たまたま」そうなっていて、

運が良い時には努力しなくても
すべて上手くいくし、

運が悪いときにはいくら努力しても
無駄に終わるかもしれない。

時間を止められないように、
私たちに流れはコントロール出来ません。

やったらやっただけの成果や見返りがある。
というのは、正義のカードの視点。

運命の車輪のカードは、

努力では得られないものもある。

というまた別の視点になります。

今のこの、偶然起こっているように見える出来事は、
今は分からないが、後々世界の段階で
「あぁ、この出来事の為に繋がっていたのか。」
と意味を持ってきます。

だから自分で何とかしようとあれこれ考えても仕方ない。
なるようにしかならないときもあるのです。

肩の力を抜いて、後は運に任せましょう。

それは、

何でもかんでもコントロール出来るわけではない
と知る謙虚さでもあり、
運命の気まぐれを受容することは、
あなたの器をさらに大きくするでしょう。